愛犬との生活を中心に、好きなマンガや小説、映画に手芸の話をします


by mutizo
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カテゴリ:文庫本( 7 )

ちょっとレトロ

また久々に、本の紹介です。
あー、サボってますね^^;
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今回は、ジル・チャーチル「風の向くまま」創元推理文庫 刊
ジル・チャーチルといえば、以前に主婦探偵「ジェーン・シリーズ」でもご紹介しましたが、最近はそちらのシリーズが翻訳されず、こちらのシリーズで新刊がでてます。
(でも私はジェーン・シリーズが好きなんです!早く出して~!)

物語の時代は1931年のアメリカのニューヨーク。
大恐慌のあおりを受けて、お金持ちだったハズのリリーとロバート兄妹が、父が借金まみれになって亡くなったとたん、貧乏のどん底の生活をしいられる事に・・・。
そんな時、遠い親戚の大伯父の莫大な遺産相続の話が舞い込む。
でもうまい話には、裏があるもの。
相続には、条件があり、その条件とは、田舎にある大伯父の残した屋敷に10年住むこと。
その間は、最低限の必要経費(家の修繕費等)以外は、1セントすらもらえない。
二人はこの条件をのみ、ニューヨークの安アパートから、田舎の小さな町に移り住む事にする。
そして移り住んでまもなく、大伯父は船の事故で亡くなったのではなく、殺されたとの噂を聞き・・・。

ジル・チャーチルの小説は大好きで、新しいシリーズという事で飛びついて読んだんです。
1930年という時代のレトロ感が良く出ていて、のどかな田舎町の情景が気に入ってます。
それに主人公のリリーが、とってもしっかり者でチャーミングなのに対し、兄のロバートがどうも、いいとこボンのおっとり者、って感じの好対照です。
それと、物語の後半で表紙にも出ているワンちゃんが登場します。
ダメですね~。ワンコ好きは、ワンコが出るだけで、嬉しくなっちゃいます。
(このイラストも、かわいいし!)
またお話には直接関係ないのですが、食事の用意をしてくれるプリニー夫人の作るメニューが凄く美味しそうです!(食いしん坊だなー)

この物語は、グレイス&フェイバー・シリーズとして、3冊刊行されています。
「夜の静寂に」「闇を見つめて」と続いています。
まだ未訳の作品も3つ、「ジェーン・シリーズ」は未訳が7つあります。
お願い!早く訳してください~!
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by mutizo | 2006-04-21 17:15 | 文庫本

おばちゃまは、冒険家

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集英社文庫から出ている、ミセス・ポリファックスシリーズのドロシー・ギルマンの「おばちゃまは飛び入りスパイ」です。
これも長く読み続けてる、シリーズですね。
とはいっても、これって絶対サスペンスとかスパイ小説というより、冒険小説って言う方が、あってるような気がします。(あくまでも個人的主観ですが・・・)
ミセス・ポリファックスは、子供はそれぞれ独立し、地域のボランティアに励み、ガーデンクラブの役員もしていて、悠々自適の生活をしている未亡人・・・のはずなのですが、なぜか何か満たされない日々を送っていた・・・。
心が鬱々とするので、主治医に相談すると「何かやってみたい事はないのですか?」と言われ、とある決心をします。
それは、子供の頃からの夢「スパイ」になる事だった!
彼女は思いきって、CIAに「スパイのボランティアにまいりました」と、訪ねたのです。
ちょうどその時、「スパイに見えない、素人のようなスパイ」を欲しがっていた、カーステアーズの面接を、偶然の手違いで受けて、見事合格してしまったから、さあ大変!
彼女は早速スパイとして、メキシコに観光客を装って入国し、とある所に行き、ある物を受け取るという、ごくごく簡単(でも実はとても重要)な仕事をする事になってしまう。

それまでは、あまりにも退屈な人生に、まるで生き甲斐を感じなかった彼女が、もう生き生きと仕事をこなしていきます。
とある簡単な仕事をするだけだった、ミセス・ポリファックスですが、そうはいかずに、国と国とのスパイ合戦に巻き込まれ、ついには拉致されてしまいます。
この中で、彼女は今まで生きてきた、人生の知恵ともいうべきものと、天性の人柄で、いろいろな困難を乗り切っていくところが、痛快です。
なんともほのぼのとした、ミステリーというかスパイ小説です。
でもほんと個人的には、ミセス・ポリファックスの冒険小説に思えて、仕方ありません(笑)

このシリーズは、現在14冊でています。
でもこのドロシー・ギルマンさん、他の新作は出しているのに、このシリーズは最近新作がでていません。うーん、はやく新作が読みたいです。
私はこのシリーズでは、この第一作と、三作目の「おばちゃまはサファリ・スパイ」と四作目の「おばちゃまはアルペン・スパイ」が大のお気に入りです。
詳しくは、また別の機会に・・・。
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by mutizo | 2006-01-10 17:00 | 文庫本
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susitaroさんのブログbook-latestで教えて頂いた本です。
松尾由美さんの「スパイク」です
主人公の緑が、愛犬のスパイクを連れて散歩に出たとき、一人の青年とぶつかりそうになります。
その青年の名は幹夫で、なんと緑の愛犬とそっくりな犬を連れています。しかも愛犬の名前も同じ「スパイク」です。
それがきっかけで、二人でお茶をする事に・・・。
すっかり意気投合した二人は、次の土曜日にも会う約束をして、別れるのですが・・・。
約束の日に幹夫が現れず、がっかりする緑に、なんと愛犬スパイクが人間の言葉で話しかけるのです。「ぼくは幹夫のスパイクだ」と・・・。
なんと、幹夫と緑は住む世界は次元が違うというのです。
そして、この前ぶつかりそうになった時に、スパイクが入れ替わってしまった・・・。
どうやら幹夫は、何かの事件に巻き込まれ、会いに来る事が出来なかったらしい・・。
ここから、幹夫のスパイクと緑の二人(?)の探偵物語が始まります。

このスパイクは、ビーグルなのですが、随分と分別くさいしゃべり方をします。
人間で言うところは、緑より年上らしいので、そういう風になるんでしょうね。
ビーグルの雰囲気が、よく出てます。
解説のかたも書いていましたが、ポメラニアンや、ミニチュアダックスなどの可愛らしい犬だと、この雰囲気はでませんよね。
お話は、ちょっと都合良すぎるかなーって部分もありますが、全体としては、とっても面白いです。
SFのようであり、探偵小説のようであり、恋愛小説のようであり・・・。三つの味が楽しめます。
最後は、なんとなく想像できた結果でしたが、後味(?)というか読後感のよい作品でした。
この松尾さんは、ちょっと変わった内容の作品を書かれてるみたいですね。
「バルーンタウンの事件簿」とか・・ちょっと変わってそうで、読んでみたいな・・・。
でもでも、一番読んでみたいのは、「安楽椅子探偵アーチー」なんですよね!
なんでも椅子が、事件を解決するらしい・・・(笑)はやく古本屋で見つけたいです!

しかし、見事にワンコつながりの、本の紹介になりましたね。
そろそろこのネタから、離れないと・・・。
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by mutizo | 2005-12-13 17:06 | 文庫本

新刊はまだでしょうか?

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私の大好きな海外ミステリーです
ジル・チャーチルの「主婦探偵ジェーン・ジェフリー シリーズ」です
未亡人の主婦 ジェーンが隣人の親友 シェリイと共にご近所でおこった事件を解決していく物語なのですが、すごく面白い!
まずジェーンの人柄がいいんです。前向きで明るい!
なにより主婦の目線で、物語が進んでいきますから、共感できるというか、なるほどねえって思えます。
そして親友のシェリイとのコンビが、最高に面白いし、読んでいてこんな親友がご近所さんだったら、いいなあと思います。
彼女には物語が進むと、恋人ができるのですが、なんと年下のハンサムな刑事さん!(いいなあ・・・)
彼はジェーンが事件に巻き込まれる度に、ハラハラしながら首を突っ込むな、と注意しているのですが、そんなの知ったこっちゃない!とジェーンが聞く耳をもちません。(笑)

このお話は今のところ、8冊出版されています。
「ゴミと罰」 「毛糸よさらば」 「死の拙文(せつぶん)」 「クラスの動物園」 「忘れじの包丁」 
「地上(ここ)より賭場(とば)に」 「豚たちの沈黙」 「エンドウと平和」
なのですが、気がつきました。?
全てのタイトルが、有名な文学作品や映画の題名をもじってつけられているんです。
日本でも有名なものを、もじってますから、わかる方もいますよね。
一番最後の作品は01年の出版なので、もう随分と次の作品がでていません。
アメリカでは後6作品は、出ているはずなのですが・・・。
以前出版元に、次回作は?と問い合わせたら 来年には出版されます、との事だったので、楽しみに待っていたのですが、出たのはなんと・・・・。
新シリーズだったのです。うーん あの時は、ちゃんとジェーンシリーズって聞いたのになー。
この新作も面白いんですよ。 でもあくまでも私はジェーンシリーズが読みたい・・・。

そうそう ジェーンシリーズには、面白い猫2匹と犬1匹が登場します。
また新シリーズにも かわいい犬が登場します。
動物好きな人は、なおいっそう楽しめますよ。
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by mutizo | 2005-11-18 22:58 | 文庫本

江戸情緒が好きです

久々に文庫の話を・・・
長い間読み続けてるシリーズがあります。
平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズです。
連載を始められたのが、昭和48年ですから、私がほんの子供の頃からなんですよね。
いえ、この頃から読んでるわけじゃないですよー(笑)
でも子供の頃に、NHKでドラマになって家族で見てましたよ。
それから、中学生か高校生かなあ?学校の図書室で借りて読んだと思う・・・。
で、面白かったので大人になってから、買いそろえました。
他にも、沢口靖子さんでドラマ化されたし、近年では高島礼子さんで、またNHKでドラマ化されたから、ご存じの方がたくさんいますよね。

主人公のるいは町奉行所の同心の一人娘で、父親が亡くなり家を継がずに、八丁堀をでて宿屋家業を始めます。
物語の舞台はその「御宿かわせみ」で、そこの泊まり客が持ち込む様々な事件に巻き込まれていく、というお話。
又るいには身分違いの恋人 神林東吾がいます。彼は筆頭与力の兄をもつ、暇な次男坊。
剣の達人で、人柄もよく、かっこいい!だからもてます!(笑)

この物語は基本は短編という形なのですが、時間の経過とともに進んでいく、お話しでもあります。だから季節のながれ、行事、食べ物、その時々の世情など、こと細かにえがかれています。作者の平岩さんはよく調べておられるなあと、感心させられます。
それにしてもこの物語、いつ完結するんでしょう?完結しないのかしら?
確か平岩さんは結構お年を召してきたはず・・・。いつまでもお元気で書き続けてくださいね。
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by mutizo | 2005-11-09 15:40 | 文庫本

新刊がでてますう

今日は朝から雨ですねぇ 我が家のシロは意地でも外にでるもんか!と玄関で頑張っております。
で、ネットで新刊を検索していたら、ダイアン・デヴィッドソンの「クッキング・ママ」シリーズの新刊が出てるじゃないですか!
このシリーズ大好きです。食いしん坊の私は、小説に食べ物の事がでてると、吸い込まれるように読んでしまいます。(笑)
これは最低最悪な医者の夫から、離婚して自立し子供を育てるために、ケータリング業を始めたゴルディという女性が、様々な事件に遭遇し、事件を解決するというシリーズです。
この本で初めて、ケータリングという職業を知りましたし、アメリカの家庭生活の様子がうかがえて、楽しいです。
また、物語に登場する食べ物が日本の食文化と違って、変わった食べ物とかが出てきて、面白いです。
今回の物語は説明書きしか読んでないのですが・・・
タイトルは「クッキング・ママの鎮魂歌」なのですが、
ゴルディは、今では心優しき刑事さんと再婚して、とっても幸せに暮らしているんですが、
ある事件で彼女に災難が降りかかる・・・らしいです(詳しくは控えますね・・・)
この人は本当に、なんでこんなに災難に見舞われるかな~ってくらい、
よくこんな目に遭います。(まあでないと、話が始まらないのかも・・・)
最初の「クッキング・ママは名探偵」でも、確か自分の料理で人が亡くなり、それで容疑者にされてしまうんですから。
でもこの小説の最後は、いつでもジーンときてしまいますので、今回もそうではないかと思います。
また読む暇ができたら、買いにいきます。
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by mutizo | 2005-10-29 11:53 | 文庫本

はじめての小説

更新が滞ってました。すみませ~んm(_ _)m
先日ははじめてのマンガを書き込みましたが、今日ははじめての小説のおはなしを・・・。
私は子供の頃から、読み物やマンガが大好きでいろんな物をよんでました。
それこそ「家なき子」「小公女」「赤毛のアン」シリーズ
「若草物語」「あしながおじさん」その他もろもろ・・・。
(ちょっとかたよってますけど・・・)
それでも大和和紀さんのように、この作家さんが好き!
とはじめて思ったのは「なんて素敵にジャパネスク」
などの作品の氷室冴子さんです。
たぶん中学生の頃だと思うんですが、近所の本屋さんをのぞいて
偶然見つけた「クララ白書」という作品が、
一番最初に読んだ本です。
これは集英社のコバルト文庫というシリーズで、
少女向け小説やファンタジー小説は、
今でこそすごくたくさんでていますが、
昭和50年代はこのシリーズが、先駆けだったのではないでしょうか?
とにかく「クララ白書」という題名と、
私立の女子中学校の寄宿舎生活という題材(クララとは
寄宿舎の名前です)にすごくひかれ、読んでみました。
そうしたら、ものすごくおもしろいんです!これが!
おなかを抱えて笑っちゃうくらいでした。
小説を読んでこんなにおもしろい事って
初めてだったし、当時は私立の女子校とか、
寄宿舎とかにすごくあこがれてましたから、
大のお気に入りになり、親友にも無理矢理勧めて、
ファンにさせちゃいましたね。
この「クララ白書」はさらに「パートⅡ」高等部の
「アグネス白書」「パートⅡ」へと続きます。
思春期の中学、高校生活というものすごく身近な題材に、
あこがれの寄宿舎生活を織り交ぜたこの作品に、
わたしはすっかりとりこになってしまい、
それ以降の氷室冴子さんの作品もずっと読んでます。

この「クララ白書」「アグネス白書」買った当時の物が、
今も我が家あります。
20年以上前のものだけど、手放せず、結婚する時も
本はたくさん処分したのですが、これはちゃんと持ってきたのです。
大切で手放せない本って、みなさんにもきっとありますよね?
私にはこの本がそうです。

その後、氷室冴子さんは次々と作品をコバルト文庫で発表されます。
「雑居時代」「ざ・ちぇんじ」「シンデレラ迷宮」「なぎさボーイ」などですが、
あるコミックの原作を書かれます。
小学館から発売されている「ライジング」です。
氷室さんが原作ということで、ひかれて読みはじめたコミックですが、
読んでいくうちに、描いてらっしゃるマンガ家さんも好きになり
このマンガ家さんの作品も読むようになります。
今はレディースコミック誌で連載されてる、藤田和子さんです
近年「シルバー」「ゴールド」という作品を発表されてます。
このマンガ家さんのお話をはじめると、また長くなりますので、
今日はこのへんで・・・。

また後日氷室さんや藤田さんの他の作品の事をかきたいと思います。
                                                           
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by mutizo | 2005-10-09 09:08 | 文庫本